「削らなくて良い虫歯があるってホント?」
- 4月15日
- 読了時間: 2分

歯科医院でドクターや衛生士さんに虫歯のチェックをされて、小さな虫歯を指摘された、でも治療はまだと言われる、そんな経験はありませんか?
結論から言うと、すべての虫歯が必ずしも削る必要があるわけではありません。
*削らない選択ができる虫歯とは?
虫歯には進行の段階があります。初期の虫歯(いわゆる「C0」や「C1」の初期段階)では、歯の表面のエナメル質がわずかに溶け始めているだけで、まだ穴があいていない状態です。
この段階であれば、
- 適切なセルフケア、プロケア
- フッ素の活用
- 食生活の改善
といったケアによって、歯を削らずに再石灰化(元に戻ること)を促せる可能性があります。
*では、なぜすぐ削らないの?
歯は一度削ると元には戻りません。詰め物や被せ物をしても、天然の歯に勝るものはないのです。
そのため最近の歯科治療では、
「歯をなるべく削らず、抜かず、神経を残す」ことを目的としています。必要最小限の範囲だけを削り、樹脂素材(コンポジットレジン)などで修復するため、治療後の再発リスクを減らし、健康な歯の寿命を長く保つ 、という考え方(MI治療:ミニマルインターベンション)が重視されています。
*削る必要があるケース
一方で、次のような場合は削る治療が必要になります。
- すでに穴があいている
- 虫歯が象牙質まで進行している
- 痛みやしみる症状がある
- 虫歯が進行しやすい環境にある
この状態を放置すると、神経まで進行し、より大きな治療が必要になることもあります。
*見極めがとても重要です
「削らなくていい虫歯」かどうかは、見た目だけでは判断できないことも多く、
- レントゲン検査
- 虫歯の進行度の評価
- リスク診断
などを総合的に行って判断します。
*まとめ
虫歯=すぐ削る、という時代ではなくなっています。
しかし、
- すべて放置してよいわけではない
- 正確な診断が不可欠
という点も非常に重要です。
「できるだけ削りたくない」という方こそ、早めの受診と定期検診をおすすめします。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談くださいね。




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